試食レポート

シ ュン

2012年08月17日 01:25

さて本日も試食レポートいってみましょう!

今回のエントリーは

◎サンタカタリーナ(N氏より)
◎島×台湾(N氏より)
◎マッサン(うちの畑)

の3本です。マッサン(うちの畑)は前回比較用にダブルエントリー。サンタカタリーナとマッサンは違うのか?とよく話題になる2種ですが、今回待望の味比べです。


サンタカタリーナです。見た目的には普通にマッサンですね。


島×台湾です。こちらは島バナナと台湾バナナのハーフとしてナハバナナ園にあったものです。以前聞いた話では味もちょうど島バナナと台湾バナナの中間ぐらいとのことでしたが結果はいかに?


とりあえずステージに上がっていただきましょう。左からサンタカタリーナ、マッサン、島×台湾です。


こちらが皮をむいた状態です。そっくりですね。


例のごとく切った断面です。うちのマッサンは追熟が進んで前回よりは多少蜜がのってますがやはり少な目ですね。
蜜と呼んでいいのかはわかりませんが、追熟が進むにつれ果肉の中身が黄色く透明になっていくことを言っています。
サンタカタリーナと島×台湾は変わらずといった感じです。

食べてみた感想としましては・・・





わからん!(笑)

どれも変わらず美味いです(^^)香りも酸味も甘みも同じ味です。
味覚は人それぞれなので、わかる人には違いがわかるのかもしれませんが、日本全国でもバナナを食べ比べをしたことがある人なんてごく少数。
一般の人にわかるレベルでは無いです。
とりあえず島×台湾はマッサンと同じ系統という事ははっきりしました。正直なところ自分は島バナナと台湾バナナの交配種という事に関しては疑問を持っています。バナナの交配なんてどこかの研究所でもない限り無理でしょうし、どうせ島バナナと交配させるなら三尺バナナなどと交配して矮性化を狙うのが普通です。同じ台湾バナナなら仙人でも良いわけですし。
検索をかけると、離島などでは丈は島バナナ、実は三尺の品種を「中間種」と呼んだりする地域もあるようですから、どこかで「中間」の意味を取り違えて「交配種」となった可能性も十分にあると思います。味もちょうど県内で流通しているマッサンとそっくりと言うのも怪しいですね。
しかし若干実の形や実のつきかたがマッサンとは違うような感じがするのも事実ですので、同じとは言い切れないですね。

今回の食べ比べでは味による違いはわかりませんでしたが、たとえ似たような味でも分けて管理していくというのは大事だと思います。
もしかすると耐寒性や病害虫への耐性、収穫量、年間を通しての品質などで違いがあるかもしれないからです。