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2012年08月17日

試食レポート

さて本日も試食レポートいってみましょう!

今回のエントリーは

◎サンタカタリーナ(N氏より)
◎島×台湾(N氏より)
◎マッサン(うちの畑)

の3本です。マッサン(うちの畑)は前回比較用にダブルエントリー。サンタカタリーナとマッサンは違うのか?とよく話題になる2種ですが、今回待望の味比べです。

試食レポート
サンタカタリーナです。見た目的には普通にマッサンですね。

試食レポート
島×台湾です。こちらは島バナナと台湾バナナのハーフとしてナハバナナ園にあったものです。以前聞いた話では味もちょうど島バナナと台湾バナナの中間ぐらいとのことでしたが結果はいかに?

試食レポート
とりあえずステージに上がっていただきましょう。左からサンタカタリーナ、マッサン、島×台湾です。

試食レポート
こちらが皮をむいた状態です。そっくりですね。

試食レポート
例のごとく切った断面です。うちのマッサンは追熟が進んで前回よりは多少蜜がのってますがやはり少な目ですね。
蜜と呼んでいいのかはわかりませんが、追熟が進むにつれ果肉の中身が黄色く透明になっていくことを言っています。
サンタカタリーナと島×台湾は変わらずといった感じです。

食べてみた感想としましては・・・





わからん!(笑)

どれも変わらず美味いです(^^)香りも酸味も甘みも同じ味です。
味覚は人それぞれなので、わかる人には違いがわかるのかもしれませんが、日本全国でもバナナを食べ比べをしたことがある人なんてごく少数。
一般の人にわかるレベルでは無いです。
とりあえず島×台湾はマッサンと同じ系統という事ははっきりしました。正直なところ自分は島バナナと台湾バナナの交配種という事に関しては疑問を持っています。バナナの交配なんてどこかの研究所でもない限り無理でしょうし、どうせ島バナナと交配させるなら三尺バナナなどと交配して矮性化を狙うのが普通です。同じ台湾バナナなら仙人でも良いわけですし。
検索をかけると、離島などでは丈は島バナナ、実は三尺の品種を「中間種」と呼んだりする地域もあるようですから、どこかで「中間」の意味を取り違えて「交配種」となった可能性も十分にあると思います。味もちょうど県内で流通しているマッサンとそっくりと言うのも怪しいですね。
しかし若干実の形や実のつきかたがマッサンとは違うような感じがするのも事実ですので、同じとは言い切れないですね。

今回の食べ比べでは味による違いはわかりませんでしたが、たとえ似たような味でも分けて管理していくというのは大事だと思います。
もしかすると耐寒性や病害虫への耐性、収穫量、年間を通しての品質などで違いがあるかもしれないからです。



バナナの苗を探す

Posted by シ ュン at 01:25│Comments(3)
この記事へのコメント
普通はモグモグ食べてもいいのですが、味見をする場合には、まず前歯あたりでかみ始め、それからゆっくり両奥歯のほうに送り込むようにしてじっくり味わいます。そうすると甘味と酸味のバランスなどがよくわかります。味覚は離乳期に大きく決まり、三つ子の魂百まで通り、三歳ころまでにほぼ確定すると言われています。でも現今のように母乳でもなく、市販の離乳食で育ち、ジャンクフードを常食すれば、気の抜けたビールみたいな輸入バナナがおいしい!なんてことになるのでしょうね…葉菜は前歯で、穀類は奥歯で、なんてことは通じなくなっているのかもしれません。
Posted by maharsinX at 2012年08月17日 09:18
Nさんのサンタカタリーナは、「プラッタ(プラタ)」の期間があるかどうか確認したほうがいいでしょうね。ブラジルのバナナについては、ブラジルに行って現地調査しないとわかりませんね。
Posted by maharsinX at 2012年08月17日 09:23
なるほど、味見するにもテクニックがいるのですね!あとバナナの場合食感も大事ですよね。あまり小さくカットすると果肉の具合が良く分からなくなるので、なるべく普段バナナを食べるように、皮を剥いてバクっといくようにしています。でもそれすると結構お腹いっぱいになります(笑)

ブラジルでプラッタとマッサンがどう区別して市場で売られているのか凄く気になりますね。
味だけの問題なのか、見た目にも違いがあるのか。地域ブランドみたいなものなのか。そもそもまったく別なのか。
Posted by シュン at 2012年08月17日 14:35
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